たまには真面目な本も
マンガばかり読んでるとバカになるので本借りて読んでみた。
- 作者: マイケル・ルイス,中山宥
- 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
- 発売日: 2004/03/18
- メディア: 単行本
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アマゾンから説明文引用。
勝つためには一流の選手を集める、そのためには資金が必要、というのが、球界の常識。その常識をくつがえしたのが1997年に35歳でオークランド・アスレチックスのGMに就任したビリー・ビーンである。彼は「無名の実力派」を「格安」で手に入れて、4年連続でプレーオフに進出するという、みごとな勝ちっぷりをみせた。「この貧乏メジャーリーグチームがいったいどのようにして目覚しい実績を勝ち取ったのか?」ドラフトやトレードでの絶妙なかけひき、まったく新しいデータ活用法と戦術、さらにこの本には、アスレチックスという新天地でみちがえるように才能を開花させる選手たちの様子がくわしく描かれている。メジャー・リーグで奇跡を起こした熱血GMとはいかなる人物なのか?そして格安の年俸ながら優勝する実力をもった選手たちとは?球団経営という知られざるビジネスの全貌と、魅力的な登場人物がおりなす感動的な人間ドラマが融合した一冊。野球ファンだけでなく、ビジネスマンからも圧倒的賞賛を送られた全米ベストセラー!
これは、日本でも問題化されている年俸問題に関わる話なんで、オフの話題になると「○○の年俸高い!」とか嘆く人には是非読んでもらいたいです。
ただ、これはFAとドラフトの話も絡むので日本では実践できない話も多いんですが、それでもこの考え方は凄いなぁと思います。
中には有名なメジャー選手も多く取り上げられているので、普通に野球が好きな方ならすらすらと読める本です。
個人的に1番驚いたのがジオンビーとジョニー・デイモンとイスリングハウゼンが2001年オフに同時にFAしたという事。そりゃ強いわ(笑)。当時はマルダーとかテハダとかもいたみたいだし。これでめちゃめちゃ年俸が低いっていうから驚くしかない。
まぁみんな他のチームに移籍してるから物凄く弱体化してると思うんだけどそれでも2位をキープしてるってのが凄い。