萌えから始めるAVライフ ― 漫画『でじぱら』でAV(オーディオ&ビジュアル)の醍醐味を知る

ちょw
このマンガ持ってたのでレビューしようと思ったら記事になってるし。
買った理由はオビの「AVでハァハァ」の文字に魅かれて・・・いや、ちゃんとした理由もありますよ。

これといって趣味もなく、テレビもビデオもゲームも持っていない主人公のもとに、「AVの精」を名乗る妖精が現れる。主人公をAVマニアの道へと誘おうとする妖精の導きのもと、彼は美人AVマニアばかりのサークル「AVクラブ」の一員となる。モバイル系アイテム好き・オーディオマニア・ソニー製品フリークなど、外見も性格も個性的な美少女たちに囲まれながら、否応なしに最新デジタル家電やAV機器とつきあうことになった主人公がだんだんとAV機器への興味と楽しみ方を知って行く、というのがあらすじ。

これ、主人公の存在が薄過ぎてビックリしますよ。僕が読んだマンガの中でも歴代トップクラスの存在感のなさ。
そして、ヒロインがツンデレならぬツンウザ。でも後半からこのウザさが病みつきになってきたような気もする。この言葉はホントに名言だと思う。

内容はどちらかというと初心者向けで、専門用語をひたすら解説するハウツー本というよりは、購入の際のポイントや機器を利用する醍醐味など、デジタル家電ライフの楽しみ方を漫画で教えてくれる本といった印象。もちろん各エピソードの終わりには専門用語の解説コーナーがあるので、用語をエピソードと関連づけて楽しく覚えることもできる。

こーいう家電製品大好きな人にはこのマンガをオススメしたい。確かにオタク臭いマンガですが、今のようなオタクではなく昔のオタク臭さ。アキバに行くのもアニメではなく電器屋ですからね(メイド喫茶にも行くけど)。
最近は意外と電撃のコミックスが面白い。角川の陰謀にハマってる気もするけど。