マテリアル・パズル1月号感想

ごめんなさい。
何故、謝るのかといいますと、先月号の感想で酷評(id:atatakaikaze:20061124#p8)したのですが・・・今月号は最高に面白かった! こんなに面白いと感じたのはミカゼ対エイキ戦以来かな?
今月のキーワードは「変換」ですね。
元々、マテリアル・パズルというのは何かのマテリアルパワーを変換して新しいものを作り出す、という事なんですが「変換されたものを新たに変換する事はできない」という制約を十分に生かした戦いだったと思います。
感想書く前にマテパ17巻を見直してたんですが、シャルロックはリュシカの技、「カレーパン」をドラゴンスフィアで凌げませんでした。これは「元から丸いものは支配できない」とシシメが言ってましたが、実はこれ、リュシカが既にマテリアル・パズルで変換して作られたものだから支配できないというのもあったんですね。
そんなシャルロックが、同じく炎を変換して作った氷に苦戦。リゼルの援護もあって、何とか盛り返しましたが意外というか、月丸と太陽丸がしぶとい。向こうも負けっぱなしで必死だから、全力で挑んでくる。
で、途中から過去のエピソードとか入りだして「あ、こいつら死ぬのか」と読んでて思った。これが死亡フラグって奴か。
月丸・太陽丸のエピソードがどうというより・・・
あああ・・・もう・・・・・・!!幼月丸大好きだチクショーッ!!!(なんの事はないatatakaikazeはロリコ以下略)
エピソードも終わり、シャルロックが覚醒。この辺はもう漫画のお約束みたいなもんで。
しっかし、シャルロックしっかりしてるよなー。これで12歳なんだぜ。リゼルなんて18歳なんだぜ。
幼いながらも秘めた魔力を持ち、困難を乗り越え短い間に身体が大きくなった、というのはFF4のリディアを思い出したんですが、どうでしょうか。割と共通点あるのではないかなと。
そして月丸からの攻撃を食らってしまったシャルロック、ここでいつも月丸は炎から変換した氷をまた元の炎に戻す攻撃がデフォルトなんだけど、これがいけなかった。
1番最初でも述べたが、シャルロックが月丸の攻撃に苦戦してたのは「変換されたもの」だったからで、変換したものを元に戻せば・・・SO! シャルロックのドラゴンスフィアが使えるんですYO!(エンタの神様見てない人ごめん)
読んでて「その手があったかぁ!」と思った。いやもう、これは上手い。しかも、口で丸く集めて吐き出すというドラゴンの炎の吐き方の王道をここでやらかしてくれるというおまけ付き。あっちゃんかっこいー!(エンタの神様見てない人ごめん)
もうこの時点で勝負あり。月丸・太陽丸も噛ませ犬にしては頑張った。思えばエイキもそんな感じだったが最後の見せ場はかっこよかった。敵キャラにも最後まで魅力あるように描けるという点においては、漫画雑誌に1人いるかいないかのレベルではないか。
ミカゼに敗れたエイキを月丸達は処分しようとしてたけど・・・結局自分達も自決してるじゃん!というツッコミはあえて無視で。
最後の最後に2人はRPGの町人のような親切ぶりを披露して死んでいきました。何という親切・・・2人の言葉を聞くだけでワクワクしてしまった。この漫画は間違いなく伏線だらけ。
先月号で僕は

まぁ、リゼルが強いのはわかったけど、シャルロックに見せ場を与えてやるべきだったんじゃないかなぁ?
でも、月丸・太陽丸がやられたらもう三十指はあまり動ける奴がいなくなりますね。そろそろ新キャラ出るかな?

と書きましたが、そこそこ当たってますね。先月は酷評してしまったのであまり喜べませんが(笑)。
来月からまたコルクマリー戦かな? かな?
ただ、1つ気になるのは最後に「ヨマ」の字が出てきた事ですよね。封印(ていうのかな?)したまま、フェードアウトするのかと思いましたが、駒も少なくなってきたので再び出番来るのか?
2章のラスボス(もう1人はコルクマリー)、と言ってたから同時に戦うというのもありえそう。現状、仲間が多くなってきたから2チームに分かれて戦っても不思議じゃないですからねぇ。ホントにRPGみたいだ。
さぁ、そうなるとどういう展開になってくるか、コルクマリー戦が来月で決着付くとは思えないからどういう話になるかで大きく展開が変わりそうですね。このままヨマ復活しなかったら笑うというか泣く。
※念のため言っておきますが、ロリコ(以下略)ではないです。